不登校とフリースクール
フリースクールとは、不登校やひきこもりの子供などを対象に、自由に学べる場を提供する目的で設立された既存の学校とは異なる機関・施設の総称です。フリースクールの規模や活動内容はさまざまで、民家やマンションの1室を活動場所とした小ぢんまりとしたものから、100人以上の生徒が在籍している大規模なものまであります。
フリースクールの主な活動内容は、スタッフが子供の自主性を重んじ、自由に活動内容を決めさせるというものが主流になっていますが、中には学校のようなカリキュラムを持ち、スタッフが主体となって規則正しい生活や学習の指導を行っているところもあります。
フリースクールのほとんどは正規の学校としての認可を受けていないため、卒業しても進学や就職・資格取得などに必要な高校卒業資格は得られませんが、1992年から、小学校・中学校のような義務教育の場合は、子供が在籍している学校の校長が認定すれば、出席日数として扱うことができるようになりました。
フリースクールは、いわゆる「学校」とは違った自由で独創的な活動ができるという理由から、学校というシステムになじめずに不登校になってしまった子供にとって、1つの重要な選択肢となっています。現在、各地のフリースクールのネットワーク化が進んでおり、2001年には、NPO法人フリースクール全国ネットワークが結成され、さまざまなイベントや情報交換が行われています。